2011-06-02

ラスト美乃屋

女鳥羽川と平行に伸びる六九商店街。
かつては黒川紀章デザインのアーケードが覆いかぶさっていたが
今は取り払われ、明るくのんびりした雰囲気が漂う。

そんな六九から移転し、現在はあをぐみのホントすぐ近くに位置する
和菓子屋の『美乃屋』さん。創業100年を超える老舗である。


その老舗が5月いっぱいで営業を終了した。
最後の日は店前に長い行列ができていて、”美乃屋渋滞”まで発生。
終了を惜しむ人々がいかに多いかがよ~くわかった。
写真は、そんな「美乃屋最後の日」をとらえたものです。

走り出してまだ数ヶ月のあをぐみから見れば、
100年以上も営業し続けていたこと自体が驚き&敬服の対象。
特に飲食関連の店がそこまで続いたことには、
単においしいだけじゃない、いや、それ以上の理由があったはずだから。
そういう、えもいわれぬ「何か」を、
あをぐみはしっかり考えていかねばならんのよ。
老舗の閉店に学ぶところ多し。

それにしてももうぱんじゅうが食べられないなんて~。
脚をバタバタさせて悲しみたい気分。
さようなら、そしてありがとう美乃屋。(ÄwÖ)