松本に引っ越してきてよかったことのひとつ。
ツルヤに出合えたこと。
ツルヤは長野県内に展開してるスーパーマーケットですが、
品揃えがいいんだ、実に。
買い物に行くたび、バイヤーのセンスに敬意と感嘆を評さずにいられなくなります。
本日の戦利品の一部。
おっと、猫がじゃまなのでもう一度ひとつ一つ紹介。
というのもねば塾は、
廃油を集めるところからはじめるような
スローな手づくりを貫いており、
スーパーのように太い流通網に乗るタイプの
ものづくりをしている施設ではないからです。
こういうのを見つけて、しかも継続して扱っているところに、
バイヤーの底力とセンスを強く感じます。
つぎは小諸のシャルドネ(ワイン)。
ツルヤのオリジナル商品ですが、
製産は長野県小諸市のマンズワインが担っているよう。
白はシャルドネ、赤はメルローが揃い、1400円弱という値段も魅力です。
こういう限定の県産ワインを揃えているのも素敵ですが、
「ううむ」とうなるのは、
エチケットに栽培者、栽培地、醸造履歴、醸造地はおろか、
びん詰場、醸造責任者(サイン入り)までもを明記しているところ。
つまりこのワインの素顔と人生が、
赤裸々に語られているのです、ここで。丸裸ですわ。
こういう透明性から、ものづくりに対するツルヤの自負を感じます。
最後もツルヤオリジナル商品。ジャムです。
ストロベリーやブルーベリーなどの定番商品はあるのですが、
今日手に入れたのは「ほおずき」。
そもそも「食べれるのか、ほおずきって」というところでまず一発やられます。
旬の果実を使った限定商品とのことですが、
こういう勇気のあるものづくりをしているところも好きだ~。
そんな敬意を表したくて、つい購入しました。
ほかに長野県産の素材だけを配合した「地粉」、
軽井沢の有名コーヒー店の豆などもget。
ツルヤは、こうした地産地消系ばかりを扱う
スーパーではないのですが、
棚の隅から隅までに目を凝らすと、
こういうものがズンズン見つかるので本当にうれしくなる。
毎回買い過ぎてしまうのが、ちょっとだけ悩みどころではありますが。(Ö)