2011-07-11

松本の七夕

月遅れ(=8月7日)で七夕を祝う松本。
7月に入りはじめた頃から8月初旬まで、
街の至るところに七夕人形が飾られています。

七夕人形……なじみのない人も多いかもしれませんが、松本市では、
願い事を書いた短冊の笹飾りより、男女1対の七夕人形の方がポピュラーです。

そしてこの人形には主に2タイプがあります
(厳密にはもっとバリエーションがありますが)。




ひとつはこの押し絵雛みたいなもの。城下町である松本では、
武家の子女の趣味として、こうした押し絵人形が発達したようです。





そしてもうひとつのタイプが、着物をかけて飾る衣紋掛けみたいな人形。
これまた押し絵職人によって発展したようです。


こうした七夕人形については、松本市の文化財を紹介するサイト「松本のたから
に詳しい記事があるので、興味のある人はのぞいてみてください。

いずれにせよ、あちらこちらの店先や家の軒下に
こうした七夕人形が飾られはじめられると、
「本格的に夏だわ~」と思えます。(ÄwÖ)