2011-07-11

松本の七夕

月遅れ(=8月7日)で七夕を祝う松本。
7月に入りはじめた頃から8月初旬まで、
街の至るところに七夕人形が飾られています。

七夕人形……なじみのない人も多いかもしれませんが、松本市では、
願い事を書いた短冊の笹飾りより、男女1対の七夕人形の方がポピュラーです。

そしてこの人形には主に2タイプがあります
(厳密にはもっとバリエーションがありますが)。




ひとつはこの押し絵雛みたいなもの。城下町である松本では、
武家の子女の趣味として、こうした押し絵人形が発達したようです。





そしてもうひとつのタイプが、着物をかけて飾る衣紋掛けみたいな人形。
これまた押し絵職人によって発展したようです。


こうした七夕人形については、松本市の文化財を紹介するサイト「松本のたから
に詳しい記事があるので、興味のある人はのぞいてみてください。

いずれにせよ、あちらこちらの店先や家の軒下に
こうした七夕人形が飾られはじめられると、
「本格的に夏だわ~」と思えます。(ÄwÖ)

2011-06-02

ラスト美乃屋

女鳥羽川と平行に伸びる六九商店街。
かつては黒川紀章デザインのアーケードが覆いかぶさっていたが
今は取り払われ、明るくのんびりした雰囲気が漂う。

そんな六九から移転し、現在はあをぐみのホントすぐ近くに位置する
和菓子屋の『美乃屋』さん。創業100年を超える老舗である。


その老舗が5月いっぱいで営業を終了した。
最後の日は店前に長い行列ができていて、”美乃屋渋滞”まで発生。
終了を惜しむ人々がいかに多いかがよ~くわかった。
写真は、そんな「美乃屋最後の日」をとらえたものです。

走り出してまだ数ヶ月のあをぐみから見れば、
100年以上も営業し続けていたこと自体が驚き&敬服の対象。
特に飲食関連の店がそこまで続いたことには、
単においしいだけじゃない、いや、それ以上の理由があったはずだから。
そういう、えもいわれぬ「何か」を、
あをぐみはしっかり考えていかねばならんのよ。
老舗の閉店に学ぶところ多し。

それにしてももうぱんじゅうが食べられないなんて~。
脚をバタバタさせて悲しみたい気分。
さようなら、そしてありがとう美乃屋。(ÄwÖ)

2011-05-26

ツルヤ love

松本に引っ越してきてよかったことのひとつ。
ツルヤに出合えたこと。

ツルヤは長野県内に展開してるスーパーマーケットですが、
品揃えがいいんだ、実に。
買い物に行くたび、バイヤーのセンスに敬意と感嘆を評さずにいられなくなります。


本日の戦利品の一部。
おっと、猫がじゃまなのでもう一度ひとつ一つ紹介。


まずはねば塾の手づくり石鹸。
廃油でつくられた固形石鹸ですが
これを扱っているスーパーが在ることにまず驚き。

というのもねば塾は、
廃油を集めるところからはじめるような
スローな手づくりを貫いており、
スーパーのように太い流通網に乗るタイプの
ものづくりをしている施設ではないからです。

こういうのを見つけて、しかも継続して扱っているところに、
バイヤーの底力とセンスを強く感じます。


つぎは小諸のシャルドネ(ワイン)。
ツルヤのオリジナル商品ですが、
製産は長野県小諸市のマンズワインが担っているよう。
白はシャルドネ、赤はメルローが揃い、1400円弱という値段も魅力です。

こういう限定の県産ワインを揃えているのも素敵ですが、
「ううむ」とうなるのは、
エチケットに栽培者、栽培地、醸造履歴、醸造地はおろか、
びん詰場、醸造責任者(サイン入り)までもを明記しているところ。
つまりこのワインの素顔と人生が、
赤裸々に語られているのです、ここで。丸裸ですわ。

こういう透明性から、ものづくりに対するツルヤの自負を感じます。


最後もツルヤオリジナル商品。ジャムです。
ストロベリーやブルーベリーなどの定番商品はあるのですが、
今日手に入れたのは「ほおずき」。
そもそも「食べれるのか、ほおずきって」というところでまず一発やられます。

旬の果実を使った限定商品とのことですが、
こういう勇気のあるものづくりをしているところも好きだ~。
そんな敬意を表したくて、つい購入しました。

ほかに長野県産の素材だけを配合した「地粉」、
軽井沢の有名コーヒー店の豆などもget。

ツルヤは、こうした地産地消系ばかりを扱う
スーパーではないのですが、
棚の隅から隅までに目を凝らすと、
こういうものがズンズン見つかるので本当にうれしくなる。

毎回買い過ぎてしまうのが、ちょっとだけ悩みどころではありますが。(Ö)

2011-05-10

炭水化物がお好き

家の近くにある、気になる食べ物屋さん。



「飯ライス食堂」って……。
ラーメンライスとか焼きそばパンみたいな、
炭水化物on炭水化物がウリなのだろうか。
チャーハンのせ白ご飯、とか。

でもメニューを見るとエスニック料理だったりする。
そしてもつ鍋もイチ押しらしい。……ますます謎だ。

なぜ「飯ライス」なのか、今度聞いてみます。(Ö)

2011-04-11

なぜカエル?

松本の観光名所のひとつが、女鳥羽(めとば)川沿に伸びる縄手通り

今は比較的小奇麗で健全なお店がひしめき合っていますが
20年ほど前まで、シド&ナンシーとかガンズとか、
どこかで見たようなロゴが入ったTシャツやらが1000円で売られていたり、
紫色の細~いエナメルのベルトやきつねのしっぽがぶら下がる露店の並ぶ、
ワクワク度満点の通りでした。

どこからどうインプットされたのかは覚えていないけれど、
縄手通りの名前の由来を「縄で手を縛られた罪人が
みせしめのために歩かされた通りだから」だと思い込んでいました、
ついさっきまで。
ところが実は「縄のように細い道」というのが通説のよう。
ちぇっ、なんだかつまらない。
前者の方が、額に「犬」という入れ墨を入れられた罪人たちが
引きずり歩かされている図とか、想像力がむくむくと膨らむではないか。

ところで、この縄手通り、別名を「カエルのまち」と言います。
先日岐阜に取材に行った際、縄手に行ったことのある人から
「なぜカエル?」という疑問をぶつけられ、
「え~と」と固まってしまった自分。
松本市民としてふがいなく思ったので、調べてみました。

昔は女鳥羽川にカジカガエルが住んでいましたが、
環境が変わってしまった今は声も聞けないので、
「カエルが住む清い環境を取り戻そう」と、
30年くらい前にシンボル化したらしい。
また、いろいろなものが「カエル」楽しい街であること、
という説もあるようです。(ÄwÖ)

この日は松本の酒造が集まってイベントを開いていたこともあり、
けっこうにぎわってました。
松本の地酒については後日詳しくアップしたいと思います。














本格的に春だねえ。


2011-03-29

ハード&ロマン
















まあ、何しろキャッチコピーがいちいち良いのです。
中町にある洋品店『モード マルワ』。

以下は同店のホームページから抜粋。

=======
「知性と清潔感」は
品位ある女性の大切な要素・・・。
その要素は「幸せな女性」を
演出する1つである・・・。

もう貴女はマルワの虜・・・・!!
========

よくわからないけど、しびれるでしょう。
この文章だけでもうマルワの虜ですわ。
















そしてディスプレイに貼られているキャッチは
「ハード&ロマンの演出」。

この写真を撮っていたら
店の中からじいさんが一人
不思議そうな顔で見てましたが、
彼が「幸せな女性」を演出してくれるに違いありません。

マルワについては
中町商店街のホームページに詳しく載ってます。

松本にお越しの際は
ここでぜひおかあさんのプレゼントを。(Ö)

2011-03-28

たろう!?

観光客に人気の中町通りを
さらに進んだあたりに、
古くからの熱帯魚屋さんがあります。

先日通りかかった時に気付いたのですが
そのシャッターのデザイン、
何だか岡本太郎ちっく。

この「ピ」のまるのあたりなんて
いい感じで太郎的じゃないですか。

でもどうやらこのお店、
もう営業していないらしくて
いつ行っても閉まってます。
誰がいつデザインしたのか、
真相を聞くのは難しそうだ、残念。(Ö)